WAVE@RIDER

僕が愛して止まない沖縄方面とFOOTBALLをメインに、広く浅くお届けします。

那覇のシーサー・ブラザーズ

    f:id:bluewave04:20140827201558j:plain

 

どうも。すっかり沖縄ネタしか書かなくなってますが、そこは読者の皆様の大きな心で大目に見てやって下さい。というわけで、今回も沖縄の話です。

沖縄といえば「シーサー」ですよね。沖縄の建物の入口や屋根などには必ずと言っていいほど鎮座している、魔除けの意味を持つ伝説の獣の像です。「シーサー」の意味については長くなるので割愛します。もしご存じない方がいましたらコチラをご覧下さい。

その「シーサー」ですが、那覇市内に巨大なシーサーが2体、別々の場所に鎮座しているのをご存知ですか?

しかも、その2体はなんと「兄弟」だというんです。今回はそんな「シーサー・ブラザーズ」のお話です。

 

さいおん♡うふシーサー

  f:id:bluewave04:20140827202554j:plain

まずご紹介するのは、恐らく「兄」であろうシーサーです。その名も「さいおん♡うふシーサー」です。

壺屋焼で作られた、高さ3.4m・重さ約3.0tの巨大シーサーです。名前の「さいおん」と「うふシーサー」の間には「♡」が入ります。これが正式名称らしいです。「うふ」だから「♡」が入るという、そんな色気のある意味ではなく、沖縄の方言で「うふ」という言葉は「大きい」という意味があるので「うふシーサー」という名前が付いているそうですよ。

「さいおん♡うふシーサー」の鎮座している場所は、ゆいレール牧志駅」を降りてすぐ。国際通りを県庁方面から安里方向に向かい、蔡温橋を渡ったところ。巨大なので見過ごすことはありません。国際通り沿いにあるので「さいおん♡うふシーサー」は観光に来た方はほぼ目にすることでしょう。

さて「弟」の方はというと…

 

壺屋うふシーサー

  f:id:bluewave04:20140827203711j:plain

これが「弟」であろう「壺屋うふシーサー」です。「弟」には名前に「♡」は入りません。「兄」と違って、そこまでチャラついてないようです。

こちらも「兄」と同じく壺屋焼で作られており、その大きさは「兄」を凌ぎます。高さは「兄」よりも約20cm高い3.62m。重さは「兄」と同じく約3.0t。さすが「兄弟」だけあって良く似ていますね。まるで双子のようです。

「壺屋うふシーサー」が鎮座している場所は、国際通り沿いにある三越の斜向かい「てんぷす那覇」から桜坂中通りを進み、那覇市立壺屋焼物博物館の近くになります。こちらも巨大なので見過ごすことはないと思います。

 

 f:id:bluewave04:20140827205837p:plain

地図上の赤丸が兄の「さいおん♡うふシーサー」が鎮座する場所。青丸が弟の「壺屋うふシーサー」が鎮座する場所になります。

那覇に行かれて時間を持て余してしまった…そんな時は、ぜひ「シーサー・ブラザーズ」探訪の旅へどうぞ。